一般社団法人 日本美容歯科医療協会の設立趣旨

2012-04-01

 一般社団法人 日本美容歯科医療協会は、既存の審美歯科の考え方のほか、美容外科領域の口腔周辺における歯科治療としての位置づけ、並びに、全身の美容と健康の維持増進を目的に、従来の外科系処置が中心であった歯科医療に加え、内科的な考え方、統合医療的な考え方の下、そのエビデンスの蓄積と研鑽を目的として、2012年4月に設立され、法人登記をいたしました。研究部門として、下記の口腔統合医療研究会を引き継ぎ、さらなる発展を目指しています。

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口腔統合医療の考え方(口腔統合医療研究会)

 昨今の歯科医療の情勢を俯瞰いたしますと、時代の変化とともにますますその専門領域が細分化され、その結果として、統合的に全体を見る、あるいは専門外の事でも気軽に相談できる歯科医師が少なくなってきていることが問題となっています。

 ところで、既存のいわゆる保険診療は、国民に等しく治療の機会を与えるものという、先進諸国の制度の中でも、非常に優れた制度である反面、病気の治療、すなわち通常の状態をゼロとしたときにマイナスとなってしまったところをゼロに戻す、あるいは、限りなくゼロに近づけるというところをコンゼプトとしており、制度上、先端医療や抗加齢医療(加齢に焦点を当てた予防医療)、統合医療の提供に限界があるということも確かなことです。

 今後の長高齢化社会の到来を鑑み、あるべき医療の姿を考えますと、ゼロからより健康長寿を目指すプラスの方向に向かうというコンセプトもまた、患者さんのニーズの中には存在しているのではないかと考えられます。そして、そうしたアンチエイジング、予防医療、先端医療、統合医療に対する相談窓口の拡充が、今後ますます必要になってくるものと考えられます。

 しかしながら、現状に照らし合わせてみますと、こうしたスキルは残念ながら既存の縦割り型の専門性の高い学術団体においては、そこに所属する各歯科医師の自助努力にゆだねられている感があります。そこで、口腔統合医療という考え方の普及を目指し、その結果として患者さんのQOLの向上に貢献し、公益の増進を目指した活動を展開してゆきたいと考えております。

 上記の設立趣旨に加え、特に歯科口腔領域という特性を踏まえ、見た目を切り口とした統合医療、すなわち口腔統合美容医療としての展開を目指すべく、「口腔統合医療研究会」を2009年に設立いたしました。現在、一般社団法人 日本美容歯科医療協会の研究会として再編成されております。

セミナー事業

 一般社団法人 日本美容歯科医療協会では、美容歯科の適正な普及を目的として、主に歯科医師の先生方に対する美容歯科医療に関連するセミナーを企画運営しております。
 また、遠方等で、セミナーにご参加しにくい先生方や、院内での研修用に、教材用のDVDの販売も致しております。DVDの詳細な内容はこちらから。
 セミナーのご案内ならびにDVDに関しましては、こちらのページをご覧くださいませ。オンラインでも、セミナーのお申し込みやDVDのご注文を承っております。オンラインサイトはこちらになります。

代理店事業

 一般社団法人 日本美容歯科医療協会では、医療機関専売のサプリメント及びコスメ(美容液)の代理店業務を致しております。一般の方からのご注文を避けるため、商品名は出しておりません。ご注文はこちらのサイトから承っております。
 また、既存の歯科医師賠償責任保険ではカバーしきれない、美容治療領域における補償共済制度のご紹介を致しております。詳しい内容はこちらからご覧くださいませ。 

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